非合理的な差別 - 福島産の作物、福島からの避難者 拒否の動き

社会現象相手に腹を立てても仕方ないとは思いつつも、
立腹ものの動きがちらほら出てきているようです。


今は福島の放射能やばいやばいというイメージだけが一人歩きしていて
私の周りでも「福島は人が住めなくなるんじゃ」とかなんとか言ってる人が
いたりする。それを苦々しく思う反面、もうこうなると煽るマスコミが悪いとか
東電がちゃんと説明しないのが悪いとかそういう問題ではなく、社会のムード
というものが嫌な方向へ流れようとしているのだと感じます。


こういうときに攻撃的にならず、優しく粘り強く正しく現状がいかに空騒ぎか
ということを伝えられるだけの胆力がほしい。




そもそも、こうした差別は良いことと悪いことの区別をつけず(つまり思考停止)、
機械的にクレームや不穏な因子を取り除く作業として行われる傾向がある。
だから、「今回の大震災で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます」という
看板を掲げている店や旅館が差別の片棒を担いでいる事態がおこってしまう。


ホテル・旅館、スーパーの人はよく考えて欲しい。
あなたたちが考えなしに起こした行動は福島の人を傷つけている。