問題意識の所在の違い

かみ合わない議論に歯がゆい思いをすることはしばしばだ。


相手は自分と同じ問題意識をもっていないし、その逆もまた然り。


自分が何を問題にしているのか
相手が何を問題にしているのか そこが根本的に違えばかみ合うはずもない。
説得力や理解力が足りないのではなく、それ以前の問題かもしれない。


これらを解決する方法


・議論を尽くす方法(西洋的)
そもそも日本人はそこまで議論に付き合ってくれない。
言葉を砕いて相手と意識を共有できたとして、
それは自分の立場に相手を立たせることであり、
相手の視野まで奪ってしまう虞がある。


・問題そのものを忘れる方法(東洋的)
その問題を問題視する精神構造を徹底的に理解して、
それを問題だと思わないようにする。
精神衛生上悪くないが言ってしまえば思考停止の罠であり
それ以上の発展が望めない。