給油をやめてアフガンに5年4500億円だって。馬鹿か。

本当にこんな馬鹿なことはない。

地政学的にもインド洋での給油は日本にしかできない国際貢献。この自衛隊による後方支援は、国際的に高く評価されていた。だが、現政権はインド洋の自衛隊を撤退させて、そのかわりに本来のアメリカの拠出分を4500億円肩代わりするそうだ。金額的なことを考えると、年200億から900億へ4.5倍の増加になる。


民主党は目に見える貢献をやめてまで、わざわざアメリカの負担分を買って出てまるで湾岸戦争のときに戻ったように金をばらまくつもりのようだ。なにもかもがナンセンスだ。おもいっきり国益に逆行している。だいたい、民主党があれほど予算削減だ圧縮だとうるさく言うくせにバブル時代のように金をばらまくなど大きな矛盾だ。


そもそも金なんかいくら出しても国際的には全く評価されないことは、湾岸戦争時の一兆円拠出の時に実証されている。また金だけだしたところで、アフガンの市民の生活は全く改善しない。政府関係者の私腹をこやしたり食糧が闇に流されたり武器を買われたりするだけ。本当に必要なのは日本人の手による人的支援だが現在は治安が悪すぎてそれを行うのは危険だ。その点インド洋における給油は必要にして比較的安全だった、それなのに。


全く最低の外交だ。口先ではアメリカと対等だなどといっておいてその実、金だけ出してヘコヘコするポチ外交に逆戻りだ。そもそも、同盟国なのに軍を派遣しないという時点で対等などちゃんちゃらおかしいことに気づいてもないように思える。東アジア友愛外交といい基地移転問題の迷走といい、予算の都合のつくはずのない低負担高福祉政策といい、彼らの辞書には「見通し」という言葉はないらしい。世間を知らない浪費家のぼっちゃまに日本をリードする資格はない。