世界陸上で夜更かし

ずーっと世界陸上にかじりつき。


ボルトはマジで200m18秒台いくんじゃなかろうか。
いや、ボルトが18秒に乗らなかったら俺が生きている間に
そんな驚異の世界記録は見られないだろう。
100mを10秒で走ると単純に考えて時速は36kmだが
100mの彼のトップスピードは44kmにもなる。
これはダチョウにはやや及ばないものの
我々が2足歩行であることを考えるとまさに驚異的、
一人だけかかる重力が違うと言っても過言ではない。
自転車に乗って44kmも出すとかなりの衝撃と風圧を感じるが
あのスピードを自分の足で出すというのはもはやマンガである。


ところで、ボルトを抜きにしても
陸上競技においては日本は弱小国であり、
惨敗した選手の結果と苦しいフォローをする実況アナを見るにつけ、
アジア人の基礎運動能力の低さを嘆かずにはいられない。
ほぼすべての選手が「ベスト記録+αを出して決勝進出」レベル。
しかしTBSがいくらあおったところで実力以上のものがでるはずがないのだ。
そんなことはわかりきっているのに選手が負けるたびにがっかりするのは
日本人としては仕方ないと思う。


そんな中、日本がもっとも苦手とする投擲種目で決勝進出があった。
やり投げの村上幸史
彼はこの大舞台で自己記録を1メートル以上更新する大投擲をしており
いまいち飛距離の伸び悩む外国のイケメンたちを尻目に
目下期待度赤丸急上昇中のゴリマッチョだ。
同じく決勝に進んだ400mリレーとともに非常に楽しみだ。


正直今回の世陸は日本人いいところなしで終わるかもしれない
と思っていただけにうれしい。
それにしても開催国ドイツに次ぐ多さの選手団を送っておきながら
ほとんど決勝で勝負できずに帰ってくるなんて悲しすぎる。
遠征もタダじゃないんだし、もっとスリム化してもいいと思う。